5月20日(火)
仙台空港より13時30分発アシアナ航空にてソウルへ!
専門学校は仙台だったんで、一度仙台に戻って(実家が仙台なんで)
一緒に行く学校の先生と学生さんと仙台から出発したわけです。
SARSがちょうど大ブレイク中で、マスクをいっぱい持って、
うがい薬も、ミューズのウェットタオルとかもカバンに詰めて、満身創痍で空港へ向かったんですが、
思ったより仙台は穏やかでちょっと拍子抜けしちゃいました。
マスクをしてる人もほとんどいなくて。
『マスクは絶対に外すな!』という、みんなからのいいつけを守るのがちょっと恥ずかしかったんで
「韓国に入ったらつけよう」と、マスクはカバンの中へ。
写真提供:宮城県空港対策課
テイクオフの瞬間はちょっとドキドキでした。国外へ出るのは実は初めてだったので。
韓国語はもちろん英語もしゃべれないし、迷子になったらどうしようとか緊張してる間もなく機内食が配られまして。美味しく頂いた後、それでもせめてあいさつだけはと、
ガイドブックを見ながら「アンニョンハセヨ」と「カムサハムニダ(ありがとう)」の練習をしつつ、
地図は見てもさっぱりわからなかったので、韓国でのマナーやタブーとかのページを読んだりとか、
もうなんだか試験直前に教科書を見ても、ちっとも頭に入ってこないよ状態な学生の気分でした。
なんてことをやってる間にソウル仁川空港へ到着。時間は2時間30分。あっという間でした。
なんて近いんでしょう。東京から実家へ帰るのとあまりかわらないんですね。
さて、ここでマスクの登場です!と、思ったんですが付けている人が仙台空港より少ないぞあれれ?みたいな。
どうやら韓国の方が日本より安全らしいです。
「韓国の空港だー!日本とあまりかわらないやー!」ってあたりまえなんですが。
心の片隅にチマチョゴリのお姉さんたちが沢山歩いてたらいいなー、なんて思ってたりして。
まあ、そんなはずないんですけど。(^^;)
次々とテレビに映し出されるハングル文字が唯一、「ああ!韓国に来たんだわ!」と実感させてくれました。
空港から送迎用の車で江南のレストランへ。ちょうどソウルは夕暮れ時のラッシュ時。
車社会の韓国は渋滞が大変らしくて。あたりまえに、片側5車線とか6車線とかあるのにちょっとびっくりしました。
広い道なんて片側だけで8車線くらいあったりして。それが渋滞しちゃうんだから相当な車の数ですよね。
やっぱりスケールが違うなー。
と感心しながら街並を眺めていたら、突然道路のまん中にでっかい袋が落ちていて。
てっきりトラックの積み荷が落ちたんだと思っていたら、
何とその何メートルか先にそれと同じ袋を抱えた人が商売してました。
袋の中身はお菓子(お煎餅みたいなもの)らしくて、渋滞時はよくいるのだそうです。
もうちょっと先には屋台も出ていてほんとびっくりです。
いや、感心しました。こんな道路のまん中で商売してるなんて日本じゃ考えられませんもの。
さすが韓国!パワフルな国です!
江南のレストランには各地からの参加者さんと現地のスタッフさんがすでにいらしておりまして、
仙台組は一番最後でした。
日本から招待された作家の先生は、東京から、まんが王国の理事長をなさっている、
大作家の里中満智子先生と、日本デザイナー学院東京校を御卒業なさって
、現在ボーイズ系で御活躍なさっていらっしゃる藤原タクト先生、と、仙台からは私の三人で、
あとは名古屋、九州、札幌校の学生さんに職員の方々など、日本からは20人くらいの参加者が集結。
そして韓国の作家の先生と韓国の学生の皆さんとスタッフの皆さん、全部合わせて60人ぐらいの会食でした。 |
座布団しか無いお座敷に座っていたら、テーブルごと御馳走が運ばれて来ました。3/2は辛いお料理。辛いもの好きな
夢来鳥はどれも美味しくいただきました。 |
何でもジョキジョキはさみで切ります。 |
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こちらは江南のレストランにて。
ちょっとしたステージがあって、
雅びな伝統芸能を観せてもらいました。
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